手を伸ばせ、北辰へとー「このハゲー!」パワハラ女性議員に想う。

数パーセントのアップはやむを得まい。 とある一室で、男は深くため息をついて天を仰いだ。 これから来るであろう不毛の時代を数年先伸ばしにするだけかもしれない。 だが数パーセントアップすることで、再び豊かな青春の日々を取り戻せる可能性があるのなら…

Logic-hood's end/クラークふたたび、あるいはAIがもたらす論理の死

SF作家アーサー・C・クラークはかつてこう言った。 「十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない/Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic」 こんなところでクラークと再会するとは。2017年6月16日のNHK解説委員室…

100年残る大仕事(R)

もしも願いがかなうなら、100年残る仕事がしたい。かつて密かにそう考え、今でも実はそう思う。けれども現実はなかなかに大変で、日々目の前の出来事をこなすのに精一杯である。 現実の生活に喰い殺されかけながら、昔読んだ小説で出てきた「jaws of living…

稲田朋美防衛大臣「容姿」発言はなぜ問題か。

tr.twipple.jp シンガポールの会議での稲田朋美防衛大臣発言が物議をかもしているとのこと。 檀上のフランス、オーストラリアの女性大臣について「私たち3人には共通点がある。みんな女性で、同世代。そして全員がグッドルッキング(美しい)!」とスピーチ…

ヌーボー・リッシュ的権力の使い方とは何かー義家弘介文科副大臣発言に想う。

「フフ……へただなあ、ヨシイエくん。へたっぴさ……!権力の使い方がへた……!ヨシイエくん、ダメなんだよ…そういうのが実にダメ…!」 ぼくのなかのハンチョウがささやいた。 6月13日配信の朝日新聞デジタルによれば、義家弘介文科副大臣は自由党の森ゆうこ氏の…

ルタバカ・サウダージ(R)

診察室で、その人は言った。 「じゃがいも。とうきび。…ルタバカ」。 仕事柄、ひとから毎日のように野菜の名前をきく(本当)。 診察の一手法でそういうのがあるからだが、ルタバカというのは初耳だった。 「いやだわ、お父さんたら」 付き添いの妻がそう言…

渋谷クロスFM『高橋ひろかつのradioclub.style』第4回、ニコニコ動画で公開中です!

5月に渋谷クロスFMで放送された『高橋ひろかつのradioclub.style』第4回、ニコニコ動画で公開中です。 今回のテーマは「当たり前&生産性」。 ぜひお聞きください!

IT革命とヘルステック雑考(R改)

20世紀後半のIT革命に匹敵する医療革命が現在起こっている、と講師のかたは言った。今から2年前、2015年のこと。当時はまだ、ヘルステックという言葉は使われていなかったと思う。 遺伝子解析の技術が進み、解析コストがぐんと安くなったこととiPS細胞によっ…

「忖度」が好ましくない正義以外の理由。

「忖度忖度っていうけど、どこの組織にだってあることじゃない?」そう言いながら彼は鳥の軟骨揚げを口に放り込み、レモン酎ハイをおかわりした。「仕事を上手く回すためには、時にはエラい人の意向を汲んでフツーと違う段取りで仕事することだって必要じゃ…

なぜマクロン大統領の略奪婚はスキャンダル扱いされないのか考~あるいは元都知事殿へのささいなアドバイス。

先日フランスの大統領に選ばれたエマニュエル・マクロン氏の奥方ブリジット氏は25歳年上だそうで、マクロン氏が高校生だったときの国語の先生だったという。当時高校生のマクロン氏は既婚者だったブリジット氏に熱烈に恋し、最終的に略奪婚に至ったとのこと…

患者が気分を害すとき‐よりよい問診のコツ。

「なんて失礼な!気分を害したので、悪いが帰らせてもらう!」さっきまでニコニコと診察に応じていた患者さんが突然怒って席を立ったのはある日の午後。年のころなら八十代。背筋をピンと伸ばして明るく快活に話しをしていたその患者さんは、まるでアスリー…

経産省『次官・若手プロジェクト』の内容の「ツギハギ感」とその理由ー悪魔の代理人として。

2017年5月中旬くらいから経産省『次官・若手プロジェクト』のpdfが話題だ。 http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf改めて読み直してみたが、一言で言えば「ツギハギ感」が目につく。レベル感や問題意識がバラバラの資料を一見…

経産省『次官・若手プロジェクト』の作成と公表・拡散を革命的情熱をもって熱烈歓迎する理由。

先日出回った経産省『次官・若手プロジェクト』について、ネット上では批判と絶賛が渦巻いている。 正直言って、仮に同じ完成度のものをどこかのシンクタンクかコンサルタントが作ってもってきたらお金を払う気になるかと考えると、内容について絶賛する気に…

悪魔の代理人として経産省『次官・若手プロジェクト』を読む。

日本に必要なもののひとつに悪魔の代理人、devil's advocateというのがある。ある考えについて議論や検討を深める目的で、わざと批判的なことを言ったり反対意見を言ったりする役回りの人のことだ。 hirokatz.hateblo.jp 先般話題になっている経産省『次官・…

男と女-東京03風に。(R)

「それはさ、お前がオスとして相手を惚れさせてないってことなんじゃないの」 居酒屋でOさんの到着を待っている時のこと、隣の席から話し声が聞こえてきた。 先輩ビジネスマンと若手の後輩らしい。 「でも先輩、オレの嫁さんなんだからオレだって気持ち分か…

現代ビジネス記事『政官財の愚かな圧力で、大学は想像以上にヤバいことになっている』に想う~愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ(R)

gendai.ismedia.jp 先日、上記記事を読んで思い出した文章があるので下に引用してみる。 <まず企業側は学校教育の非能率を難じた。教師側も決してうまく行っているとは思っていなかったから、さっそく恐縮、改善しましょうとお人好しにもこれに応じた。 調…

5月15日月曜日20時から、渋谷クロスFMで『高橋ひろかつのradioclub.style』放送です!

明日5月15日月曜日、20時から渋谷クロスFMで『高橋ひろかつのradioclub.style』放送です!お相手は旅人のアッキーこと大谷 明氏, ゲストは東京大学大学院で医療福祉の生産性を研究中の阿部真美さん。明日のテーマは『あたりまえ&生産性』です。 20時から上…

独裁、マネー、民主主義(R)

「民主主義って正しいってみんな無条件に信じてるけど、ほんとかな? 日本は確かに民主主義だけど、<失われた10年>なんて言われるようにずーっと経済がうまくいっていないよね。それに比べてシンガポールはたしかに独裁国家だけど、ぐんぐん経済発展している…

うまい棒の穴から見る日本の危機と打開策ー君はシュガーラスク味を知っているか。

うまい棒という駄菓子がある。 1本10円、コーンパフにさまざまな味のついた棒状のお菓子で、1979年発売以来数十年にわたって日本の子どもたちのおなかを満たしてきた。 そのうまい棒に、今変化の波が訪れているのをご存じだろうか チーズ味、コーンポタージ…

通勤電車が遅れたときに知っておくべきたった一つの話(R)

連休明け、乗っていた通勤電車が遅れることが続いた。 ネット情報だと某路線では「本日、多数の駅で体調を崩されるお客様が続出しているため、電車が遅れております」などというアナウンスがかかったそうで、まあ連休明けに仕事に向かって気分が悪くなってし…

彼方からの手紙。

ゴールデンウィーク早々ものすごい幸運に恵まれてしまった。 あまりのツキに、未だに夢の中にいるような気分である。 きっかけは 昨日の昼に届いた一通のE-メールだ。 見たこともない差出人の名前に、はじめのうちは半信半疑だった。 知らない人からのメール…

だまし屋たちの格差学

amazonマーケットプレイスを舞台に横行している詐欺は、いまだ収束していないようだ。 相場よりかなり安い値段と「出品者に対する評価」の☆がついていないこと、出品者のプロフィールが不自然な日本語であることなどが詐欺師ではないかと疑うポイントで、さ…

詐欺師の生産性ーamazon マーケットプレイスで詐欺が横行中

弁護士ドットコムニュースによれば、ここのところamazonマーケットプレイスで詐欺が横行しているという。 Amazonマーケットプレイスで「詐欺業者」横行…商品届かず、個人情報漏れる恐れ - 弁護士ドットコム プロジェクターなど数万円する商品に1円など通常よ…

4月17日20時から渋谷クロスfmで『高橋ひろかつのradioclub.style』放送です!

いよいよ本日20時から、渋谷クロスfmで第3回『高橋ひろかつのradioclub.style』放送です! 本日のテーマは「新学期&学び part.1」!お相手は旅人のアッキーこと大谷明氏と認知症研究の第一人者のお一人、島田斉(ひとし)先生! ぜひぜひお聞きください!T…

日本ほめ上手列伝

日本には、「ほめ」が足りない。 ネットやテレビでやってる「日本SUGEEE、世界がしびれる、憧れるゥッ!」的なやつじゃなくて、普段づかいのやつ。 ネットでは「いいね!」を乱発するくせに、日常生活で「いいね!」を使いこなしているのはクレイジー・ケン…

正しいほめかたとイタリア人

実は、イタリア人になるつもりだ。だって楽しそうなんだもん。 日本や英米社会が高ストレス化していくばかりなのに対し、日がな一日イタリア人はマンジャーレ・カンターレ・アマーレ(食べ、歌い、愛す)だし、なにしろペペロンチーノでエスプレッソだ。とに…

『儲かる一言 損する一言』には載っていない、行列のできる小児科医のキラーワード

「うちの小児科がいつも行列ができる秘訣だって?仕方がない、特別に教えてやろう。 子どもを診察するときにこう話しかけるのがコツだ。『ボク、大きいね~、いくつ?』ってね。 だいたい半分くらいの患者さんで使える方法だよ」 先輩の小児科医が言った。 …

ウソと誤解と魚と毒とー「四月の魚」とは何か?

ウソが恋を生むように、誤解はときに文化を生む。時計の針が12時を回り、頭をよぎったのはそんな言葉だった。 12時までに家に帰らなければ、と急いだシンデレラが残したものはガラスの靴だった。 12時を過ぎたら魔法は解け、馬車はカボチャに、ドレスはつぎ…

ジョブズをダシに経営者に検査入院を勧めてみる話(R)

スティーブ・ジョブズの話が道徳の教科書に載ると聞いて、2015年のものを再掲。 「大変です、あなたがいなくなったら会社は回りません。スティーブ・ジョブズが亡くなったら、アップルでさえ怪しい雲行きですものね」 仕事があるから検査入院できない、とか…

ジョブズをダシにビジネスマンに検査入院を勧めてみる話(R)

「大丈夫、あなたがいなくても会社は回ります。スティーブ・ジョブズが亡くなっても、アップルはつぶれてません」 仕事があるから検査入院できない、とかたくなに拒否するビジネスマンにぼくは言った。おれはジョブズよりもすごいんだ、ジョブズごときと一緒…