青春リベンジ消費について(R)

平成の世を生きるアラフォー男子として肝に銘じておかなければならないことがある。
『青春リベンジ消費』の罠である。

『青春リベンジ消費』は文字通り、10代20代の青春を取り戻そうとする消費のことで、金銭的なものと精神的なものの二面ある。
金銭的なものは言葉を変えれば<大人買い>。
10代のころには買えなかったモノや本、マンガなどをAmazonやマーケットプレイスなどでまとめ買いする。
あのころ手に入らなかったものが一気に手に入り、手元においておけるというのははっきり言って快感だ。
CDやDVDのボックスとかね。
当時よりグレードの高い商品を連発して大人の消費意欲をかきたてる手法もあって、そこらへんのところをうまく刺激してくるのがガンダムシリーズの商品群でしょうか。

しかしもっと毒性の強いのは精神的な『青春リベンジ消費』だ。
清く明るく楽しい男女交際など夢のまた夢だった青春時代を取り返すがごとく、ポップソングやアイドルグループ、ドラマやアニメがふりまくバーチャルな『甘酸っぱい青春の恋愛』的幻想に耽溺する。
これがまたおそろしくうまく作られているわけです。
ティーンズに向けて作られているかのように見せかけて、小銭を持ち人数も多い団塊ジュニアを確実にターゲットにしてるんだろうな、秋元康。

それを自覚してつかの間の嗜好品として幻想を楽しむなら被害は軽いが、無自覚のままはまってしまうとリアルな生活がおろそかになってしまう。
団塊ジュニアを焼畑農業的に食い尽くしたあと、どこらへんをターゲットに商売は回っていくのだろうか。
消費社会って、怖いですねえ。
あ、そろそろ握手会に行く時間だ(嘘)。
(FB2015年8月25日を再掲)

 

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