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致死率100%!?ポテトの衝撃の事実とは・・・(R改)

ポテトの危険性について警鐘を鳴らす、アレ系のアレです。2014年のものを再掲。

 

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2014年10月20日付Gigazinニュースによれば、海水で育つジャガイモが開発中とのことだ。
http://gigazine.net/news/20141020-sea-water-potato/
一見、大変に喜ばしいニュースだが、ちょっと待ってほしい。
良いニュースの裏には時に大きな落とし穴が潜む。
そう、安全性の問題である。

 

ジャガイモとヨーロッパ・日本人とのつきあいはそれほど長くない。
アメリカ大陸で古くから食用とされていたジャガイモがヨーロッパにわたったのは1570年から1580年ころのことだという(米原万里旅行者の朝食』文春文庫 2004年 p.67-77)。
それまで南米アンデスの人々が主食としていたこの植物は当初、旧世界の人々から大変に気味の悪いものとされていた。通常、人間が食べる植物は種から地上に芽を出して花をさかせ、そしてみをつけていく。ところがジャガイモは、常に暗い土の下でまるでクローンのように増殖していくのである。


枯れた土地であれ多少の悪天候であれ地の底でしぶとく次々と増殖していくその姿を見て、ヨーロッパの人々はこれは悪魔の食べ物ではないかと恐怖した。驚くべきことに、ジャガイモを食した者は地獄に落ちるとまで信じられていた。ではそうしたジャガイモが現在のように広く世界中で食べられるようになったのはなぜか。
端的に言えば、力と金、である。

 

たとえばロシアでは、ジャガイモが普及していった裏にはピョートル大帝の暗躍があった。どれだけジャガイモを広めようとしても気味悪がって食べようとしない農民たちを大帝は呼び出し、力づくで食べさせようとしたのである。
それはまさに恐ろしい光景だった。
<「いま朕の目の前で食ってみせなければ、その場で打ち首にいたす」 
 震えおののきながら、それでも、農民たちは迷っていた。この気味悪い食べ物の毒に当たって苦しみ悶えながら死ぬよりも、一気に首をはね落とされたほうが楽だと思ったのかもしれない。
 「見るがいい、朕も食しておる。これほど美味く滋養のある食いものはないのじゃ」
 ムシャムシャと美味そうに食べて見せる。でも、大帝陛下は悪魔の申し子だという噂も絶えないことだし……農民たちがいつまでももじもじしているのに、業を煮やした大帝は、一番前にいた男の首根っこをひっ捕まえて、首筋に剣をあてがった。
 「食えっ、食わんかーっ」>
(上掲書 p.71-72)

 

ロシアでは、その後もジャガイモを強制的に広めようとした権力者に対しウラル地方やヴォルガ河付近で「馬鈴薯一揆」と呼ばれる農民の抗議行動が起こったり(上掲書 p.75)、シベリアに流刑になった貴族出身の青年将校デカブリストたちが金の力でジャガイモを広めようとしたり(p.75-77)など様々なドラマが生まれた。

 

時は流れ、ジャガイモに対する人々の警戒心は過去のものとなった。
しかしながら、ジャガイモの芽に毒性物質ソラニンが含まれていることは忘れてはならない。また、2014年10月31日配信の医療ニュースMRICではハーバード大学リサーチフェローの大西睦子博士がジャガイモを120度以上の高温で調理するとメナード反応により発ガン性物質アクリルアミドが生成されると警鐘を鳴らしている。

Vol.250 大西睦子の健康論文ピックアップ ~調理と貯蔵で決まるジャガイモの発がん性 | MRIC by 医療ガバナンス学会

ジャガイモと死には深い関連があるのだ。


多くの人々がジャガイモと死の関連について沈黙を守る中、日本の偉大な小説家はこう記している。
<「焼きじゃがいもにみそをつけて食べると死ぬ」というのはほんとうです。くわしい統計は出ていませんが、「焼きじゃがいもにみそをつけて食べた」ことによる死亡率は、今やがんを抜いて日本人の死亡率の何割かに達しているという説もあります。
 僕の友人の医者の話ですが、先日往診にいったときにもその実例をみたそうです。患者さんは今年九十八歳になるおじいさんなのですが、友人が診たときにはすでにご臨終でした。亡くなる前にひとこと、「おのれ、あのとき、わしが十二のときに焼きじゃがいもにみそをつけて食いさえせなんだら死なずにすんだものを」と言い残して逝去されたそうです。>
 (中島らも著『中島らもの特選明るい悩み相談室その②ニッポンの常識編』 集英社文庫 2002年 p.31-32)

 

こうして明かされる謎を前に我々はただただ立ちすくむばかりだが、勇気を奮ってさらに文献研究を続けたところ、こんな記載を見つけた。
<毎年、世界中で何万人もの人々が命を落としている。死亡診断書にかかれる死因は様々だが、調べてみるとほぼ全員に奇妙な共通点があるのだ。
丹念に調べていくと、そうした死亡者のほぼすべてが、生涯のうちにジャガイモやそれに関連する料理を一度は食べたことがあるのだ。この結果を発見したとき、我々はあまりの事実にただ戦慄した。
これを単なる偶然と考えてよいのだろうか。さらなる調査を期待したい。>
(『魁!火照闘(ポテト)塾』民明書房刊)


ジャガイモ摂取と死のタイムラグが真相を見えにくくしていることは間違いがない。
しかしながら、ジャガイモを一度でも口にした者はすでに死への扉を開いているのだ。
ジャガイモを食べた者には、最終的にたばこやアルコール摂取者と同様の結末がもたらされるのである。

 

ここまで書いてふと、虎の尾を踏んでしまったかもしれないと怖くなった。世の中には知らなくてよいことがあり、書かなくてもよいことがある。
脳裏をよぎったのは、あの組織、ICPOの存在だ。ICPO、すなわち国際ジャガイモ委員会(International Committee of POtato)はとても恐ろしい組織なのだ。やつらは非常に非情だ。
ジャガイモの秘密をもらした者を捕まえて、事故にみせかけてマッシュポテトでのどをつまらせたり、アツアツのフレンチフライで口の中をやけどさせるなんてことも朝飯前、むしろ朝飯中や夕飯中だ。正直言って、ぼくも危ない。


万一ICPOにとらわれの身となって拷問にあうくらいなら、ぼくは自ら潔くこの世を去ることにしよう。もしこの先ICPOの手先が訪れたら、ぼくは捕まる前に致死量のポテトチップスをコーラで一気に流し込み、テレビの前で横になって静かな眠りにつくことを選ぶことだろう。
サワークリームオニオン希望。
(FB2014年10月30日を加筆再掲)

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