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必要とファッションー『コーヒー片手に買い物女子』とB系の共通点についての一考察

テレビ番組『怒り新党』の中で、「スタバなどでテイクアウトしたコーヒーを片手に買い物するオシャレ女子を見かけるがいかがなものか。あれはいい女アピールなのか」みたいな話をやっていた。

いるよなーそういう人とか思いながら見ていたのだが、その中で「そんなにコーヒー飲みたいなら持ち歩かずに家で飲めばいいのに」というくだりがあってふと思いついたことがある。

スタバとかのコーヒーをテイクアウトして飲みながら街を歩く、というおおもとはほぼ間違いなく『セックス・アンド・ザ・シティ』とかのアメリカ映画のイメージから日本に入ってきたんじゃないかと思う(ふと思い立って検索してみたが、『セックス・アンド・ザ・シティ』の中国語題名は『欲望都市』や『慾望城市』らしいですな。『欲望都市』って。ちなみに『デスパレートな妻たち』の中国語題名は『絶望主婦』らしい。『絶望主婦』。「絶望した!料理が下手なことに絶望した!」とか言うんだろうか、よう知らんけど。閑話休題)。
で、ふと思いついたのは、このコーヒーをテイクアウトして街で飲むっていう海外の風習は、もしかして軽減税率と関係してるのかなーという仮説。

 

消費税が高い国では、食品などの生活必需品には消費税がかからなかったり、税率が安かったりする。

そうした国では、テイクアウトのほうが税金が安かったりする。

例えば同じドーナツでも店で食べる場合には『外食』=『ぜいたく行為』扱いで消費税が高いけど、持ち帰りの場合には『食品』=生活必需品扱いで税金が安いなんてこともある(参考サイト①,②)。

確かめる気力はないけど、国によってはコーヒーを店内で飲むときより、テイクアウトで持ち帰るときのほうがかかる税金が少ない国もあって、そうした国ではみんな節約のためにテイクアウトして外で歩きながらコーヒーを飲むような傾向にあるのではないか、と思いついたわけです。
もしそうだとすると『コーヒー片手に買い物女子』が「外国みたいでイケてる」と思ってやっている行為は、ファッションではなく生活の必要性から生まれたことを知らずに模倣していることになる。
だからと言ってどうでもいいけど、もともと必要性から生まれた行動がファッションになっていく現象はほかにも見かける。

世代的にパッと思いつくのはB系のスタイルだ。
わざわざ言うのも恥ずかしいけど、hip hop文化にルーツを持つストリートスタイルで、キャップやフードを目深にかぶり、数サイズ大きめなダボッとした服を着る感じのやつですね。
もともとはアメリカのhip hop系の人々がやっていたスタイルだが、hip hopはギャングスタでハードコアな人たちが始めた音楽文化で、発祥当初のあちらのミュージシャンはマジでギャングの一員の人たちも多く、敵対するグループと抗争したり警察に追われたりしていた(いる)。
キャップやフードを目深にかぶるというのは、まあ要するに普段から面(メン)が割れないように顔を隠すという生活上の必要性から始まったスタイルなのでしょう(参考映画『スタイル・ウォーズ』。別の映画だけど『CB4』とか面白かったですね)。

また、数サイズ上の大き目なダボッとした服も、一説には服の下に銃とかナイフとか忍ばせやすいからという生活上の必要性から着始めたという話で、だからダボダボのパンツの裾をめくって足首見せるっていうのは「足首に銃とかナイフとか忍ばせてまへんで」という警察や敵対するギャングに対するアピールなんでしょうな、もともとは。

 

そんなわけでもともと生活上の必要性から始まった行為がいつの間にかファッションとして広がっていくのはよくある話で、だいたい男性のスーツ姿だって寒い国発祥のものがファッションとしてグローバル化しているわけだしなー。コンゴのオシャレ男子「サプール」の人たちって暑くないのかなー。

 

まあ「テイクアウトしたコーヒー片手に街で買い物」がもともとは軽減税率との絡みから生まれたスタイルなのではないかってのはただの仮説でして、詳しいこと御存じのかたはご教示くださいませ。

そろそろ夜も更けたので、『さんぴんキャンプ』のDVDでも観てから寝ることにします。では。

参考サイト)①

欧州で見てきた消費税軽減税率の現実 とても煩雑!テイクアウトと店内食の区別|森信茂樹の目覚めよ!納税者|ダイヤモンド・オンライン

軽減税率をめぐる、日本とアメリカの常識の違い | 冷泉彰彦 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 

 

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