祝!リカちゃん人形生誕50周年(R)

歳をとるごとに自分が面白くない人間になっていると感じることがある。
世間の常識にとらわれ、幼いころにはわくわくした話にすら懐疑の目を向け距離を置いてしまう自分を発見し、がっかりする瞬間がある。
一番最近そう感じたのは、娘の持っているリカちゃん人形の解説書をふと手にとったときだった。

 

香山リカ、11歳。小学5年生。
家族、パパ 香山ピエール 36歳、音楽家。
ママ 香山織江 33歳、ファッションデザイナー。
そのほかに、双子の妹、香山ミキと香山マキ 4歳と、さらにその下に香山みくと香山かこ、香山げんという三つ子がいる。
おばあちゃん、香山洋子、と記載があり、おじいちゃんの名前はない。
今まで知らなかったがリカちゃんは6人兄弟だったのだ。

 

気になるのはピエールだ。
香山姓ということは、ムコ養子である。
リカちゃんが11歳でピエール36歳、織江33歳ということは、ピエールが25歳、織江が22歳のときにリカちゃんが生まれたわけだ。
交際期間もあるので、ピエールと織江が出会ったのはその数年前。
織江はファッションデザイナーなので、おそらく当時はまだ専門学校の学生だったのではないだろうか。
交際からリカちゃん誕生までを仮に3年とすると、19歳の服飾系専門学校生の織江は、街で自称フランス人で自称ミュージシャンの22歳のピエールに声をかけられたのだろうか。

リカちゃんママ、なかなかにスリリングな選球眼である。

結論)信頼できる音楽家のピエールは、ピエール瀧だけ。

 (FB2014年5月を再掲)

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