2015-10-06から1日間の記事一覧
明治時代のお雇い外国人、ベルツのスピーチに触発されて思うことを昨日書いた。ひとことで言えば、日本に科学の大樹を育たせるために足りないのは建設的批判精神の土壌ではないか、ということだ。 イギリス・エコノミスト誌編集部の編んだ「2050年の世界…
梶田昭著『医学の歴史』(講談社学術文庫 2003年)を読んでいて、はっとさせられる一節にであった。 明治時代政府の招聘により来日し、26年間東京大学で内科教授の一人として活躍したエルウィン・ベルツが行ったスピーチの内容である。 孫引きではあるが、…
今年のノーベル医学生理学賞に、大村智北里大学特別栄誉教授が選ばれたという。まずはめでたいことである。毎年ノーベル賞の時期になると思うのが、誰がえらいってノーベル賞という仕組みを作った人が一番えらいということだ。日本のニュースを見ていて物足…