2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧
グレタ・ティンベリ氏の話。 本来、非常にシンプルな話である。ただし、いくつかのprincipleをおさえていれば、の話だが。principleのない議論は迷走しぐるぐると同じところを回り続ける。 principle1.いったん公開された言論のリングに上がったならば、批判…
医者には“引く”医者と“引かぬ”医者がいる。若いうちは“引く”医者のほうがよいが、ある程度の年代になっても“引く”医者である場合は、何か改善点があるかもしれない。 ある程度の年代になって、“引かぬ”医者であることを選択した。今まで若いころ“引いた”経験…
“引く”医者と“引かぬ”医者がいる、という話を先日書いた。 大前提として、医者の職業人生の初期には“引く”医者であることが望ましいとぼく自身は思っている。医者という職業もまた、経験が持つ意味は大きい。若い時期に“引く”医者であることは、膨大な経験を…
「医者には“引く”人と“引かない”人がいてね、“引く”人は一生“引く”んだよね…」何かを諦めたように、指導医O先生は言った。研修医一年めのぼくは、ただうなづくだけだった。 “引く”というのは医者のスラングの一つで、担当患者さんが急変したり重症化したりす…
〈「未来はすでにここにある。ただ、均等に行き渡っていないだけだ」 ウィリアム・ギブスン〉(ダグ・スティーブンス『小売再生』プレジデント社 kindle版2537/3969より孫引き) 過疎地の未来、というのを考えたことがある。点在する住居、まばらなインフラ…
パーフェクト・モーメント。完璧な瞬間。足りないものなど何もない。余計なものも何もない。未来のようにいつも懐かしく、過去のように常に新しい、過去と未来のはざまに立ち上った奇跡の一瞬。旅に出ると、そんな完璧な瞬間を体験することがある。 モンゴル…