2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

現代社会において頭の良さとはメタ認知である。

現代社会において、いわゆる「頭の良さ」とはメタ認知である。 たくさんの知識を持っているということは素晴らしい。だが、インターネットと知の結合により、知識そのものを持っていることの相対的価値は下がっている。自分自身で知識を持つことの大事さはい…

友とお酒と旅の空。

「読んじゃったから、これあげるよ」 別れ際に旧友Rが一冊の本をぼくに手渡した。 ありがとう。もらってばかりじゃ悪いから、なにかお返しを…そう言いながらぼくは自分のカバンをあさり、かわりに別の本をRに渡した。物々交換成立。 〈「俺たちは葬式にもウ…

やり遺した仕事のことなど。

やり遺したことがある。 社会制度というものは、その国やその社会の国民性や国民感情の上にある。 だから医療制度を考えるには、その国その社会の死生観や倫理観を熟知しなければならない。 制度を国民生活を入れる器とすれば、器におさまる国民生活をよく分…

リモートワークと陰と陽。

社会がどう変わってゆくかに野次馬的関心がある。まだまだ予断を許さないとはいえ、2022年のゴールデンウィーク明けにコロナ感染の爆発がなかったことは日本社会に自信を与えた。大多数がワクチン接種を終えたあとであれば、2022年のゴールデンウィークくら…

「私は自分と同意見でない人は許すが、彼自身のもっている意見に一致しない人間は許せない」 byタレーラン

「私は自分と同意見でない人は許すが、彼自身のもっている意見に一致しない人間は許せない」 フランス革命のころの政治家タレーランの言葉だ(河盛好蔵著 『エスプリとユーモア』岩波新書1969年 p.114)。 プリンシプルのない人とはつきあいづらい。 あっち…

「あたまの良さ」と「あたまの悪さ」のあいだで。

「科学者になるには『あたま』がよくなくてはいけない」。同時に「科学者はまた、『あたま』が悪くなくてはならない」。そんなことを、寺田寅彦が書いている(『科学者とあたま』。角川文庫『読書と人生』p.91-97)。 もちろんあたまが良くなくては科学研究…

”偉き人”と”完き人”

若い人へ。 ネット上では社長や教授のハイパーアクティブなツイートを見かける。「何者かに成れ」という圧力が強い世の中である。 だが、あれを見て「俺はまだまだだ」と凹む必要はない。 なぜなら、社長や教授は『鬼滅の刃』の“柱”みたいなもの、渋澤栄一の…