2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
『半沢直樹』が最終回となってしまった。非常に堪能したので少々『半沢ロス』気味である。 はじめはいろいろツッコミを入れてたんですけど、途中から細かいことはどうでもよくなりました(笑)。ただひたすら大和田と黒崎を見たい、という欲求が…。もちろん…
「一番ゴージャスなお洒落は、真っ白なTシャツである」。 とある有名なデザイナーの言葉らしい。30年ほど前、朝日新聞の文化欄のコラムか何かで読んだ。デザイナーの名前も覚えているが、ググッても確認できなかったのでデザイナーの名前は書かない。原典を…
積ん読vsトキメキ派の話。 積ん読派の宿敵であるこんまり氏はすでに、世界進出を果たしている。 「KonMari」や「Kondoする」は英語として成立しているそうだし、敵ながらお見事というほかはない。 こんまり氏をスターダムに押し上げたのはネットフリックスの…
去る9月12日土曜日、船橋市の塚田公民館で『パーキンソン病の診断加療とケア』を講演させていただきました。 コロナ対策のため人数を減らしソーシャルディスタンスを保った講演会でした。 小雨の中、お集まりいただいた皆様、ありがとうございました! 3…
〈電子書籍も紙と変わらず、積ん読しまくっている。物理的積ん読は、生活空間に置かれた本の存在によって無言の圧力を感じられるのだけど、電書の場合単なるデータだ。時間が経つにつれて、買ったタイトルも無料のタイトルも等しくリストの一部となって、ク…
しつこく積ん読派とトキメキ教の話。 〈かりに天界・気象界の事象にかんする気がかりとか、われわれにとって死が何ものかでありはすまいかという気がかりとか、さらに、苦しみや欲望の限界についての無理解とか、これらのことどもがすこしもわれわれを煩わさ…
大空のもとに生きる人は、空の広さを知る。たとえその空を飛ぶことはなくとも。そびえたつ山のもとに生きる人は、山の高さを知る。たとえその山に登ることはなくとも。青い海のそばに生きる人は、海の深さを知る。たとえその生みに潜ることはなくとも。そし…
積ん読派とトキメキ教の戦いは続く。 積ん読派とトキメキ教の戦いについて書いている。 知識社会において、知は力である。本は読まなくても持っているだけで力になる。そう信じてきたし、そう信じている。なぜなら、よる夜中でも台風の日でも、何か調べたい…
〈作家のウンベルト・エーコは博学でものを見る目があり、人を飽きさせない数少ない学者の一人だ。彼は(三万冊にも及ぶ)膨大な蔵書を使って、やってくるお客を二種類に分類している。「おお!シニョーレ・プロフェッソーレ・ドットーレ・エーコ!大変な蔵…
〈「あなたなら、たとえばうちの四十年史を担当されたとして、どういう本を造られますか」おれはまた天井を見上げてからゆっくりと答えた。「十ポイント、写植の十四級の大きさですね。歯送りをゆったりと取って行間は全角アキ。四十一字詰め十五行。余白も…