2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
「なにを書いていいかわからない」。文章を書く際によく聞く悩みだ。この季節、読書感想文に頭を悩ませる親子も多い。 そんな場合におすすめなのが「Q思考」(ウォーレン・バーガー著 ダイヤモンド社の同名書より)、クエスチョニングの手法だ。すべての文章…
ラーニングの次に「来る」のは、クエスチョニングではないか。ウォーレン・バーガー『Q思考』(ダイヤモンド社)を読んで、ぼくは予感した。 クエスチョニングというのは文字通り、「質問すること」、もっと言えば「問い続けること」である。昔ながらの教授…
「選択肢の無いことを悩んでも仕方ない」その昔、ある先輩から言われた言葉だ。 心を乱され悩まされることというのは次から次へと起こる。その中のある程度は選択肢があり、ある程度は選択肢が無い。選択肢がある場合にはおおいに悩むべきだろうし、選択肢が…
「幸せって何かって?うーん…」『世界一幸せな国』デンマークで、ぼくはある老人に聞いてみたことがある。 「幸せね…。例えばね、今、わたし達はコーヒーを飲んでいる。ドーナツをつまみながら、テーブルをはさんで、こうして話している。…だが、わたしの友…
詳しくは書かないが、人の世には「ヤバい人」というのがいる。この場合の「ヤバい」はillなスキルを持ったdeepでdopeな「ヤバい人」ではなく、sickでgrossでcreepyな「ヤバい人」のことだ(しかしググるとsickはcoolの意味でも使うんですね。マジやべえ)。…
唐突だが、多様性ってなぜ大事なのだろうか?そんな話から始めてジェリービーンズとクイズ番組の話をし、最後は「投票に行こう」というゴールを目指したい。 ビンにジェリービーンズを850粒入れて56人の大学生に見せる。ビンの中に入っているジェリービーン…
「子どもは人類の研究開発部門」。児童心理学者、アリソン・ゴプニックの言葉だ。(ウォーレン・バーガー『Q思考』ダイヤモンド社 2016年 kindle版930/4563)。 子どもたちが人類の研究開発部門だとすると、子どもたちに成功をもたらすのは何だろうか?人類…
「この町でいちばん安い宿に連れて行ってください」タクシーの運転手にそう言って連れてきてもらったくせに、いざその宿に着いて部屋に入ると湧いてくるのは後悔ばかりだった。 メキシコシティからバスで半日、熱帯林を切り開いたまっすぐな道をひたすら揺ら…
自助・共助・公助について考えている。 www.hirokatz.jp www.hirokatz.jp www.hirokatz.jp 公助の話の続き。 前提として、この話は「公助なんて甘え。自助こそ至高」という考えの人に向けて書いている。そうした自助派の人が、「やっぱり自助は必要だけど、…
ここのところ、自助・共助・公助についてまとめて考えている。 www.hirokatz.jp www.hirokatz.jp 今まで自助と共助について書いたので、少々荷が重いが、今度は公助について書く。 まず第一に、公助の起源(の一つ)は決して「慈善」だけではないということ…
〈あなたと顧客との共同作業による新しい社会創造〉ガツンと頭を殴られたような衝撃。『最強のコピーライティングバイブル』(横田伊佐男著 ダイヤモンド社)の、神田昌典氏による「監修者・解説者はじめに」の中のフレーズである。 医療機関の運営を通して…