2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「まあでも結局、自分が好きで始めたことだからな」ココロのバランスを取る、魔法の言葉である。 生きているといろんなことがある。良かれと思って始めたことも、思わぬ批判に苦しむこともある。みんなのためにこんなに頑張ってるのに、誰もわかってくれない…
新型コロナウイルスに対する社会不安による社会変容について考える。この話は大仏とピラミッドを目指して駆け足で進んでゆく。 ジャレド・ダイヤモンドは著書『鉄・病原菌・銃』の中で、ヨーロッパ人が世界を征服できた理由の一つとして病原菌をあげた。ヨー…
新型コロナウイルス肺炎はいつ落ちつくのだろうかと考えてみる。正確に言うと、新型コロナウイルス肺炎への社会不安がいつ落ちつくのか、ということを推定してみる。 社会不安が落ちつくためには、どこかしらが収束宣言を出すことが必要となる。医学的現象と…
感染症とは、ウイルスや細菌と人間の綱引きです。ウイルスや細菌の力が強くて、 ウイルスや細菌>体力 の場合、人間が負けます。負けたら死にます。 人間の体力が強くて、 ウイルスや細菌<体力 の場合、人間が勝ちます。勝つと治ります。 人間は薬などの武…
「役所というのはね、『前例、条例、予算』で動くんです」西日本のとある市の市長だったKさんが言った。K市長(元市長だが、呼びやすい肩書きで書く)は地域の名士として長年地域づくりに取り組み、その後市長を務めた。地域づくりでの役所とのやりとりの中…
岩田先生の言ってることはわかるが、やり方がエキセントリックだという批判をする人は、グレタさんのときも言ってることはわかるがやり方がエキセントリックだと批判したのだろうか。あるいはグレタさんは手放しで絶賛して岩田先生には「あのやりかたはちょ…
発言や行動に対する批判を、人格に対する攻撃として捉える傾向がアジア人には比較的強い、という話を聞いたことがある。東大からロッテに入団し、その後コロンビア大学でMBAとった小林至氏が書いていたような、あるいはそれこそ岩田健太郎先生が書いていたか…
〈「おかげさまで数十年間、大過なく仕事をしてこられまして、本日、無事に退職となりました」とある官僚の退職パーティでの挨拶を聞いて、リスクを回避し、減点を避ける我が国の役人の傾向を痛感した。リスクをとりにいく人物なら、「大過なく」などと言わ…
現代社会の主流文化を「常にハッピーであれ」「常に自分らしくあれ」「常に成長せよ」という同調圧力の強い、『アゲアゲ・ポジティブ・アッパー文化』ではないかと仮置きしていろいろ夢想している。いつか誰かが学術的に論考してくれることを祈りつつ、つら…
www.hirokatz.jp 「no one is happy all the time. And that’s OK/いつもハッピーな人なんていやしない。そして、それでいいんだ」2019年にバーガーキングが打った広告のことを知ってから、ふわっとしたとりとめのないことを考えている。いったいどこで潮目…
縦読み広告で話題のバーガーキングは、2019年にアメリカで「アンハッピー・セット」を売り出したという。もちろん、ゴールデンゲート、ビッグMの「ハッピー・セット」への皮肉である。「アンハッピー・セット」のキャッチコピーがとても良い。「いつもハッピ…
何か事を成そうとした時、あるいは自分の頭で考え自分の力で生きていこうとすればするほど、悩みというのは生まれてくる。そんなときには何か指針や名言にすがりたくなる。どうせすがるなら、指針やアドバイスは良質なもののほうがよい。 〈一、自己に頼るべ…