縦読み広告で話題のバーガーキングは、2019年にアメリカで「アンハッピー・セット」を売り出したという。もちろん、ゴールデンゲート、ビッグMの「ハッピー・セット」への皮肉である。
「アンハッピー・セット」のキャッチコピーがとても良い。
「いつもハッピーな人なんていやしない。そして、それでいいんだ/No one is happy all the time.And that's OK」
去年、米国のバーガーキングはマクドナルドの「ハッピーセット」を皮肉った「ハッピーじゃない時セット」を発売して話題に。その時のCMコピーは「いつもハッピーな人なんていない。そして、それでいいんだ」それを踏まえると今回のポスターの一番上の「沢山のハッピーをありがとう」もどこか味わい深い pic.twitter.com/GHT9OvD7FO
— オロゴン・ザ・ジャイアント (@orogongon) 2020年1月31日
いったいいつの頃から、「常にハッピー」「常に成長」「常に自分らしく」みたいな同調圧力が世の中に強まったのだろうか?
ハッピーや成長や自分らしさ」を求めることは素晴らしいが、その反面、「ハッピーじゃない自分」「成長できない自分」「自分らしくふるまえない自分」を見て落ち込む人が出てきたならば、それは行き過ぎというものだ。
No one is happy all the time. And that's OK.
(続く)