今twitterで盛り上がっているものの一つに『文庫川柳』がある。
www.buzzfeed.com『文庫川柳』とは、文庫本のタイトルを組み合わせて川柳をつくるあそびで、盛岡市のさわや書店本店のアカウント@sawayahontenが5月11日にtwitterにあげた『酒呑まれ』『酒場めざして』『から騒ぎ』が記念すべき第1号だ。
もともとはさわや書店本店で実施されたちくま文庫ほぼ全点フェアの宣伝のために始まったもので、オリジナルルールはちくま文庫のタイトルのみで川柳を作るというものだった。
文庫川柳、やってみるとハマる。
ぼくが知ったのは先週末だったが、手始めにこんな川柳を作った。
コードブルーとは、病院の中で急変患者が出たときにかかる院内放送のことだ。
しかしそんなにしょっちゅう急変患者が出るということは、つまりこんな事態だ。
やりはじめると止まらなくなり、使えそうな本を求めて家の本棚を探し始める。
ちなみに『もうぬげない』のはガラスの靴で、この場合には物語は始まらない。12時になって家に帰ろうとしてもガラスの靴、脱げないから。夜になると脚がむくむしね。
そんなシンデレラも紆余曲折の末、玉の輿を射止めることになる。
なにがあった、シンデレラ。魔性の女か。
そんな川柳ばかり作ってると、方向性を変えたくなる。
やっぱり社会風刺も入れないと…。
近未来、トランプ大統領誕生後のアメリカの混乱を見て「だから言わんこっちゃない…」とつぶやく世界の人々。
この文庫川柳、やり始めると止まらなくなる。ふと我に帰り、こんな気分になったりする。
すでに川柳ですらないという…。
『文庫川柳』、面白いので皆様、是非お試しください。