3分診療のままでよいとは思わない。それでもなお、できることがある。
けいれん発作を起こしている人と出会ったら、口の中にタオルをつっこんだり、ハシをかませたりしては絶対にいけない。窒息の危険があるのだ。
ではどうしたらよいか、というご質問をいただいた。
窒息を避けるのはとても大事で、けいれんを起こしている人と出会ったらまず下あごを上に持ち上げてのどのスペースをつくってあげる。
まわりに火や水や危険なものがあれば、そこから離す。
食後などのけいれんだと吐いてしまい、吐いたものをのどにつまらせるかもしれない。
だからけいれんが終わってまだもうろうとしていたら、顔を横に向けるのだ。
||| 発作に出会ったら | 公益社団法人 日本てんかん協会 |||
こんなふうに、正しい知識はネットで検索すると出会うことができるけれど、意外に取捨選択が難しい。そこをどう情報収集するかも、「受診のコツ」の一つなのです。
詳しくは拙著『3分診療時代の長生きできる受診のコツ45』p.35の「インターネットでの調べ方」をご覧ください!