ペンとアップルとパイナップルが増殖している。
ピコ太郎の「PPAP」が世界中でマネされてyoutubeにアップされている様子を見ていると、1973年生まれのぼくはスザンヌ・ヴェガの「Tom's diner」という曲を思い出す。
今回、オチもなにもなくて、ただただyoutubeの動画を延々と眺めてみたいだけでございます。懐古懐古懐古。
<私は腰を下ろしている
朝の
街角にある
ダイナーで
私は待っている
カウンターで
彼が
コーヒーをついでくれるのを>(アルバム『Tom’s Album』A&M Records,1991 歌詞カードより。対訳TOMOKO SOJO)
という歌い出しで始まるスザンヌ・ヴェガの「Tom's diner」は1982年に書かれ、1987年にリリースされた。(wikipedia英語版より。
んで、1990年にこの曲がイギリスのDNAというグループによってリミックスされてこの曲に↓
www.youtube.com
瞬く間に世界中で「Tom's diner」のリミックスが作られた。
スザンヌ・ヴェガ曰く、<あるものは海賊版ですし、私の許可を得て作られたものもあります。世界中から登場したのですードイツ、イタリア、スウェーデン、アメリカ、そしてジャマイカ。>(『Tom's Album』ライナーノーツより)
こんなのとかもできた↓
最近もジョルジオ・モルダーとブリトニー・スピアーズによって「Tom's diner」がカバーされたそうです↓
ネットもyoutubeも無い時代に、「Tom's diner」のリミックスやカバーがどうやって地球規模で拡散していったのか興味深い。
先日カンボジアに出張した先輩の話だと、カンボジアの奥地でも「PPAP」がかかっていてカンボジア人も欧米人旅行客も踊りまくってたそうで、うーんネット時代。
ピコ太郎によるオリジナル動画がアップされてすぐにインドバージョンやドイツバージョンが現れたりするのをみるとすごい時代に生きてるなーと思う。
’73年生まれがこのインド人バージョンを見ると思い出すのがアパッチ・インディアンの「Boom-Shack-A-Lack」という曲で…(以下エンドレス)
今日の反省)懐古とyoutubeはほどほどに。