令和に思う。

誰かがこんなことをtwitterでつぶやいていた。
「令和という新年号を聞いたとき、なぜだか平成に亡くなった自分の知人たちすべてを思い出した」

令和という新時代を迎えるぼくたちは、平成に亡くなった人たちを平成に置き去りにしていく。
あの人も、あの人も、ぼくらは平成に置き去りにしていくのだ。

元号を知り気持ちを新たにしていく新鮮で前向きな気持ちの何パーセントかは、背負い切れぬものを平成に置いていく、そんな「肩の荷を下ろす気持ち」で裏打ちされている。

決別と忘却がなければ、人は生きてはいけないものなのかもしれない。それがいいことなのか悪いことなのかはわからないが。

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