へいひる寄席。

半可通ほどみっともないものはない。だがまあ、ドヤ顔して人に押し付けなければ罪も軽いだろう。

 

この夏発見したライフハックに、「平日昼間、一番はじめから寄席に行く」というものがある。これはいい。

何がいいかというと、“自由”。

 

なんとかホールとかでやる「名人会」とかは別だろうけれど、演芸場は出入り自由なんですね。いつ来てもいつ出て行ってもいい。一回そとへ出てもう一回入る再入場はダメだけど。

シネコン以前の映画館って、途中から入って途中で出るのもアリだったじゃないですか。閉館まで何時間いてもよかったし。あんなイメージです。

 

普段仕事してるとタイムスケジュールにガチガチに縛られてるけれど、寄席はいつ行ってもいいし、「あー面白かった」と満足したら演目と演目の間にさっと出てきてしまってもいい。

そのあとお参りしてもいいし行列に並んでメンチカツ立ち食いしてもいいしビルの上のスーパー銭湯行ってそのあとビルの下でコッペパン食べて帰ってもいい。

とにかく自由。

平日昼間に寄席に行くと一瞬だけ「オレは自由だー!」って気分転換できるからおすすめです。