かえすがえすも残念だったのはR-1のブルゾンちえみである。
ネタが飛んでしまったとか言って泣いてしまったことは、彼女の人気を失速させるきっかけになるだろう。
その昔、毒舌で人気だったトニー谷が人気が落ちたきっかけはご子息の誘拐事件で、マスコミの前で泣き崩れるトニー谷の姿に、世間は「ほんとはいい人なんザンス」と思ってしまった。毒舌スタイルが「演じられているもの」とばれてしまったのだ。
これからはブルゾンちえみの同じネタを見ても、「がんばって小生意気なワーキング・ガールのネタを演じている若い女性」としてしか見えなくなってしまう。そこに応援はあっても笑いはない。再起を切に願う。
ブルゾンちえみやトニー谷に個人としては同情するが、「素を見せる」ことが致命傷になるスタイルの芸能人というのは存在する。
誰だって、すっぴん・上下スエットと健康サンダルで近所のコンビニに買い物に行く叶(かのう)姉妹なんか見たくもないのだ。
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