語られぬものにこそ。

コロナで苦しんでる患者さんの話や、コロナのせいで救急車の搬送先が何時間も何時間も見つからず本来だったら助かったはずなのに助からずに亡くなったり重度の後遺症を負ってしまった患者さんの話は、医療関係者ならいくつも胸にしまってある。
多くの医療関係者がそれを直接的にSNSに書いたりしないのは、良心と職業倫理と守秘義務からです。
コロナの犠牲者はたくさんいます。
SNS上で見かけるものだけが、世界の全てではない。
SNSや変な動画などweb上で見かけるものだけで世界を分かった気になるのは、大きな間違いです。
コロナのせいで引き起こされた多くの悲劇を目にした心ある医療関係者は、自らの良心と倫理観に従って沈黙を守り、今日も粛々と己の責務を果たしています。