渋谷区ハロウィン騒動防止法試案。

渋谷区が「ハロウィンには渋谷に来ないで!」と言っているらしい。

www3.nhk.or.jp

「街おこしには『若者、馬鹿者、よそ者』が必要。来たれ若者、馬鹿者、よそ者よ!」と人を集めておきながら実際に若者、馬鹿者、よそ者が来ると排除しようとするのは、地方都市も渋谷区もおんなじだよなあ。
まあ自動車ひっくりかえすような暴徒まで集まるとは思わなかったのだろうけども。
 
インバウンドでは「来訪者の人数で競うな、総宿泊日数を競え」というそうで、地元にお金落とさない人が増えてもコストがかかるばかりなので、ゆっくり何日も滞在してお金を落としてくれるコントロール可能な数の観光客を増やさないといけないそうです。渋谷のハロウィン騒動は真逆になってしまった。
 
すぐにはこの状況は変わらないが、どうしたらよいか。
参考になる例がある。
 
イギリスかアメリカの話だったと思う。
 
目深にかぶったベースボールキャップ。
ワンサイズかツーサイズ大きいブカブカの服を着てフードは頭から。
『8マイル』でギャングスタなhip hopファッションで仲間たちとウロウロする若者たちでなんとなくギスギスした雰囲気に街が変わったとき、有効だった対策があった。
おんなじ格好を高齢者にしてもらい、街をウロウロしてもらったのだ。
その街ではギャングスタスタイル=おじいちゃんおばあちゃんの格好、というイメージになり、イカつい若者たちがそうした格好をしたがらなくなった。
「大きめの服でフードかぶるとあたたかくていいわ」とおばあちゃんにも好評だったという。
 
前置きが長くなった。
渋谷区がもしハロウィンのバカ騒ぎを遠ざければ、この例から学ぶことができる。
すなわちスクランブル交差点のど真ん中に超巨大なトゲ抜き地蔵を建立して(略)