『当選ノート』『落選ノート』

「私はね、今まで10回、選挙やりました(※1)!」
壇上でとある保守系議員が言った。

「地方議員もやった、国政もやった。
当選×回!落選△回!
当選する時もあれば落選する時もあるッ!
選挙というものはそういうものですッ!」
スピーチは続く。

「落選するとね、ヒマなんですッ!時間ができるッ!
当選するとめちゃくちゃ忙しい。

だから落選した時は、忙しいとできないことをやった。政策練るとか勉強会出るとかね。
あと忙しいとできない山登りとか。
山登りも選挙も、落ちたらいけませんッ。(場内笑)

そうするとね、選挙に落ちて時間ができたらあれしようこれしようというのが出てくる。落ちてもうまいこと過ごせる。

だからねッ!
私は当選して議員やってる時は『落選ノート』というのを作ります。落ちて時間ができたらやりたいことを書き連ねておく。
落選したら『当選ノート』というのを書く。当選したらこういう政策をやりたいああいう法案を作りたいというのを書く。

そうするとねッ!
当選しようが落選しようが平常心で過ごせる。
勝って驕らず、負けて凹まずッ!

これが政治家の、生き方なんでありますッ!」

とある会合で、そんなスピーチを聞いたことがある。
政治家というのは強いなあと感心したものだ。ちなみにスピーチの内容は、ちょっと盛ってある。

都議会選挙や各地の首長選挙が終わり、新しい週が始まる。
死力を尽くして選挙を戦った全ての候補(※2)に最大限の敬意を。
お疲れ様でした。

※1…選挙の回数はうろ覚え。
※2…ただし反ワク候補は例外となります。ご了承ください。